肉離れ症状

 
まだ若いつもりでいたけれど「突然の膝の痛み」、そういう年齢なんだと妙に納得していませんか。歳を取ると膝が痛くなる、これが当たり前ではないのです。
 

若い人にも膝の痛みを抱えている人はいます。そうかと思えば、90歳を過ぎても膝の痛みに縁が無い人もいます。この違いは何なのか、痛みが出たらどうしたらいいのか、詳しくお伝えします。
 

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膝が痛い!原因は何?

現代の40歳代といえば、見た目も中身もかなり若いですよね。でも、膝の痛みは40歳代から、特に女性に多く増え始めます。その原因は様々ですが、主な原因は以下の通りです。
 

変形性膝関節症

関節の軟骨がすり減ることが原因で、痛みが生じます。症状が悪化すると「関節炎」となり、さらに進行すると、関節に水が溜まる「関節水腫(かんせつすいしゅ)」になります。
 

膝が痛む原因の、ダントツ1位がこの変形性膝関節症で、現在2400万人以上の人がかかっていると推測されています。
 

要介護になる原因の6.1%が関節症と言われるので、痛みを我慢したり、放っておくと大変なことになります。
 

関節リウマチ

免疫異常によって、関節の腫れや痛み、貧血や血液異常を引き起こします。進行すると関節が変形します。合併症を起こしやすいため、早期の治療が必要です。
 

現在関節リウマチの患者さんは、60~70万人いますが、30~50代の女性の発症率が高く、男性の3~4倍になります。
 

スポーツや激しい運動

日常の軽い運動は大切ですが、膝への負荷がかかり過ぎると、軟骨の摩耗が激しくなります。
 

スポーツは同じ動きを繰り返すことが多いので、膝を支える筋肉や靭帯も痛めやすくなります。また動いた後にストレッチやアイシングを行うことがとても大切です。
 

筋肉へのケアを怠ると、疲労物質が溜まり痛みの原因となります。
 
 

体重増加・肥満

体重が増えると膝への負担がかかるのは当然です。立っているだけでも負荷がかかりますが、歩くと体重の3倍、走ればなんと負荷は10倍に・・・なんて恐ろしいのでしょう。
 

膝が痛いのなら、まずは減量2㎏減らせば、膝への負担は5㎏減ると言います。
 

筋肉の衰え

言い換えれば運動不足ということ。加齢と共に筋肉量が減っていくのも運動不足が原因。若い人もデスクワークが多いので、膝の痛みは年々低年齢化しています。
 

筋肉が衰えると、体重を支える力が弱まり、その分関節や軟骨に負担がかかります。
 

「膝が痛い」その痛みは内側?それとも外側?

一口に『膝が痛い』と言っても、部位で分けると3タイプに分けられます。
 

内側タイプ

膝の内側が痛む人の多くはO脚です。足を揃えて立った時に、左右の膝の間が5㎝以上開く人はO脚です。O脚の人は歩く時、内側に重心がかかります。
 

そのため内側の軟骨に負荷がかかりより多くの摩擦が生じるのです。患者数が一番多い変形性膝関節症は、内側が痛む人が多いのが特徴です。日本人は生まれつきO脚が多いからです。
 

外側タイプ

外側が痛む人はX脚です。足を揃えて立った時に、左右のくるぶしの間が5㎝以上開く人はX脚です。X脚の人は外側に重心がかかります。
 

O脚の人もX脚の人も、靴底の減り具合が内側と外側では違うはず。同じように軟骨も片側だけが異常にすり減っているのです。
 

内側・外側、どちらも症状が軽いうちなら、日常の動作を見直すことで治りますが、重度の症状の場合、装具を使って改善させたり、先天的な病気ならば手術療法を行うことになります。
 

膝蓋タイプ

膝の皿自体に違和感があったり、痛みや腫れを伴うこともあります。
 

『膝の内側が痛い』その原因はこれ

膝の内側が痛む病気は、主に二つあります。
 

鵞足炎(がそくえん)

鵞足炎になりやすい人は
 

  • サッカーや水泳などスポーツをする人
  • X脚の人
  • 内股の人
  • 足を組む人

 

鵞足炎は膝の内側の腱に炎症が起こる病気です。膝を曲げたり伸ばしたりした時に痛みが出ます。
 

一概には言えませんが、鵞足炎になる人は、サッカー選手のキックのように、膝から下が外側にねじれる動きをよくする人が、なりやすいようです。
 

タナ障害(タナ症候群)

膝蓋骨(膝の皿)と大腿骨(太ももの骨)の間にあるヒダが、物をのせる「棚」に見えるのでこの名前が付きました。
 

このヒダは胎児期に一時的に作られた名残りで、産後は何の機能も持たない部位です。このヒダが膝蓋骨と大腿骨の間に挟まり炎症を起こしたものがタナ障害です。
 

主にスポーツや打撲によって発症します。そのため、10~20代の若い人、特に女性に発症しやすい傾向があります。
 

簡単な発見方法として、膝の皿の内側に親指を充てます。膝を曲げたり伸ばしたりした時に、ポキポキなど音がすればタナ障害の可能性大です。
 

『膝の外側が痛い』その原因となる病気はこれ

膝の外側が痛む代表的なものはこれです。
 

陽脛靭帯炎(ようけいじんたいえん)

膝の外側に緊張やこわばり、きしむような違和感が出ます。症状が進行すると、痛みが徐々に強くなっていきます。
 

別名「ランナー膝」や「ランナーズニー」と呼ばれ、ランナー(特に長距離)に多く発症します。他にも自転車や登山、スキーを頻繁に行う人にも起こりやすい症状です。
 

脚の人も要注意です。

膝を曲げる時より、伸ばすときに痛みを感じるのが特徴です。
 

『膝の皿が痛い』原因はこれ

膝蓋大腿関節症(しつがいだいたいかんせつしょう)

原因は変形性膝関節症と同じで、それが膝の皿で起こったものです。症状としては
 

  • 膝の皿の上部に痛みを感じる
  • 膝の皿が大きく動いているように感じる
  • 膝が腫れる
  • 膝が強ばり、動かしにくくなる

 

痛みが続くと、膝の皿が脱臼することもあります。似たような症状に〈膝蓋軟骨軟化症〉〈膝蓋骨不安定症〉というのがあります。
 

膝の痛みに効く薬は多種多様

膝の痛みに対応するお薬は沢山出ています。病院の処方効果と同程度のものなど、多くの企業が販売しています。
 

消炎鎮痛剤

膝の治療で最も多く使われるのが、痛みを鎮める消炎鎮痛剤です。痛みの原因の多くは、炎症によるものです。初期症状に鎮痛剤を使うと完治する場合があります。
 

ただ、骨や軟骨がすでに変形していたり、老化による慢性的な痛みは、一時しのぎの痛み止めにしかなりません。
 

内服薬(飲み薬)

急な痛みや熱にも内服薬は良く効きます。市販の関節痛の薬も飲み薬が多いです。喘息などの持病がある人は、市販の医薬品より病院での処方が安全です。
 

坐薬

痛みが強い場合、または胃腸に病気や障害があり内服薬が使用できない人には、坐薬があります。
 

肛門より挿入するので痔や直腸に炎症がある人は使えませんが、それ以外なら内服薬より効き目が強く、即効性があります。副作用も少ないのが特徴です。
 

外用薬

軟膏やクリームなどの塗り薬もあります。湿布も温と冷の両方があります。市販でも病院の処方と同じような成分のものが販売されています。
 

内服薬と比べると血管の中に浸透しないため、痛みを抑える効果は劣ります。けれど、手軽で副作用もほとんどなく、長期間の使用が可能です。
 

薬物注射

外用薬や内服薬では治まらない強い痛み(炎症)の時には、膝の関節へ直接「ステロイド薬 」の注射を打つ方法もあります。
 

炎症の他にも、関節液の働きを回復する目的として「ヒアルロン酸」を関節内に注射する治療もあります。1週間おきに3回注射するだけで、長期間の効果が期待できるものです。
 

この治療は整形外科で行っています。膝の痛みは放っておいても治るものではありません。膝が痛いからと動かないでいると、血行が悪くなり筋肉が硬く弱くなります。
 

お薬によって痛みを抑えると同時に、無理をしない程度に体を動かしましょう。膝の筋肉が硬いということは、足全体の筋肉が硬いということ。ほぐすならお尻の筋肉から足先までをほぐしてください。
 

市販のサプリメントや医薬品を購入する際、血行を良くする成分が入っている方が、効き目は良いです。
 

歩けないほど膝が痛い!この原因は何?

関節痛とは違うもので、歩けないほど痛む病気に「痛風」があります。肥満や糖尿病、ビールなどプリン体を含む食品の取り過ぎで、尿酸が増加して起こる病気です。
 

主な症状として
 

  • 足の親指のつけ根の関節部分に激痛が走る
  • 膝関節に激痛があり、患部が赤く腫れたり熱を持ったりする
  • 夜中に膝に激痛が起こる
  • 患者の9割が男性

 

歩けないほどの激痛が、2~3日(人によっては1~2週間)続いたかと思えば、何事もなかったように痛みが無くなります。ところがある一定期間経つと、再び激痛が襲います。
 

この繰り返しが痛風の特徴であり、症状は徐々に強くなっていきます。放っておくと、関節炎の悪化や腎不全を引き起こします。
 

痛風を完治する方法は確立されていませんが、発作を抑える薬や生活習慣の改善、食事療法によって、進行を防ぐことは出来ます。心当たりがある人は、早めの受診をおすすめします。
 

まとめ

歳だから膝が痛むのもしょうがない。そんなあきらめは捨てましょう。O脚、X脚は見た目も美しくありません。膝の痛みの原因は何かがわかったら、お薬を上手に取り入れ、正しい姿勢を心掛けましょう。
 

筋肉のコリをほぐすだけでもかなりの効果があります。膝の痛みを治しながら、以前よりも若々しく、そして美しくなりましょう。
 

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