坐骨神経痛原因とは

 
腰痛は、男性では1位、女性は2位になるほど多くの人が悩んでいます。そんな誰もが抱える痛みの原因が、はっきりわかっていないのが現状です。
 

原因が特定できるのはたった15%、その他の85%は原因がよくわからないのです。『それなら病院に行っても意味がない』そう思うのは危険かもしれません。
 

内臓疾患やうつによる痛みもあるからです。その見極め方をご紹介します。
 

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日常生活が引き起す腰痛の原因

辛い腰痛、実は日常生活の中にその原因があるかもしれません。日常だからこそ気付きにくく、改善しにくいのかもしれません。 
 

  • スマホ民族による腰痛

600万年前に人類が二足歩行になってから、腰痛が始まったと言われています。立ち姿勢は体重が腰や下半身にのしかかるためです。
 

仕方ないことかと思っていたら、実は農耕民族は腰痛持ちで、狩猟民族には腰痛がないことがわかってきました。
 

これは、農耕民族は収穫や脱穀、粉を挽くなど前傾姿勢が多いからだそうです。要するに、日常の姿勢が腰痛に大きく関わっているのです。
 

現代人は農耕民族ではなくネット民族となって、パソコンやスマホなど前傾姿勢をとることが多くなっています。10代の子供達に腰痛が増加しているのも頷けます。
 

  • 運動不足による腰痛

腰は、身体の重さを「骨」と「筋肉」で支えています。運動不足で筋肉が弱く細くなれば支える力は減り、骨に負担がかかります。
 

また運動不足で血行不良になると、栄養や酸素が筋肉に行き渡らず、疲労物質がたまってしまいます。動かないということは、同じ姿勢が続いているということ。
 

これも腰には大きな負担となります。
 

  • 肥満

体重が増加すれば、それだけ腰に負担がかかります。体重増加ということは、運動不足とも結びつきます。特別な動作ではなく、立ったり、座ったりするだけでも腰には体重の2.5倍の重さがかかります。
 

また肥満でお腹がポッコリしたら、まっすぐな姿勢が出来なくなり、のけぞるような姿勢になって、さらに腰痛を悪化させます。
 

  • 身体の冷え

身体が冷えて全身の血行が悪くなことでも、筋肉は硬くなってしまいます。痛いと感じるのは、硬くなった筋肉を伸ばす時です。
 

腕を上げようとしたり、立つ時が一番要注意です。冷え性かどうかを判断するのは、お風呂に入るとわかります。お湯で温まると痛みが和らぐという人は、冷え性からくる腰痛だと言えるでしょう。
 
 
ほとんどの人が、どれかに当てはまるのではないでしょうか。よくある日常が腰痛を生み出しているのです。

日常生活による腰痛予防と治し方

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  • 基本は姿勢を正すことです。靴はヒールの低いものや、ウォーキングシューズなどを選ぶようにします。靴底が薄いものは、衝撃が直に伝わるのでダメです。靴底はクッション性があるものを選びましょう。
  • 冷え性予防に血行を良くすることは、腰痛はもちろん健康の第一条件です。お風呂はシャワーではなく、湯船にゆっくり浸かります。
     

    冷たい飲み物はなるべく控えましょう。血行が良くなると、新陳代謝が上がり、肥満防止にもつながります。体温が上がれば、免疫力も上がり、病気にかかりにくくなります。

  • 食事ももちろん大切です。砂糖を多く使った食べ物は、身体を冷やします。緑黄色野菜は身体を温めます。もちろん肥満防止にもなります。
  • 運動というと身構えますが、軽いストレッチや、ラジオ体操などでもいいので、毎日行います。正しい姿勢で歩くだけでも、かなりの運動量になります。お風呂の中でのマッサージもおすすめです。

内臓疾患が引き起こす腰痛の原因

内臓と腰痛って関係ないように思われますが、実は内臓疾患による腰痛は意外に多いのです。2ヵ月以上腰の痛みが続く時は、内臓疾患を疑い、受診を考えましょう。
 

特に、腰だけではなく、足首から下、足の指が痛い時、しびれやビリビリした感じがある時は早めに診察して下さい。

椎間板ヘルニア

椎間板は飛び出した部分が神経を圧迫して、腰やお尻、足などに痛みやしびれを起こします。働き盛りの40代から50代に多く発症しますが、椎間板の老化現象は20代から始まるので、若い人にもかかる病気です。

内臓疾患による腰痛

胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胆石、尿路結石、腎盂炎、子宮筋腫、帯状疱疹などの症状に、腰痛があります。
 

仕組みとしてはどれも同じで、各内臓が病気によって肥大化すると、内側から腰や周囲の神経を圧迫するために痛みが発症します。臓器の炎症なども関係してきます。
 

便秘も同じです。溜まった便によって、大腸が圧迫され肥大化します。もしくはガスが溜まって、腸を膨張させることもあります。それが原因で、周囲の血管や神経を圧迫して痛みを起こさせるのです。
 

この他にも、ウイルスなどが腰の骨に入り込み、炎症を起こすことも稀にあります。また、腰にガン細胞が発症して痛むこともあります。
 

内臓から起こる腰痛は、内科で病気を治すしかありません。腰以外にも、痛みやしびれ、違和感が続くようでしたら、早めの受診をおすすめします。

精神的ストレスによる腰痛

ストレスと腰痛も関係ないように思われますが、この症例も意外と多いのです。まさにストレスは万病の元と言えます。
 

ストレスからうつ状態になり、それが体の不調につながり、腰痛につながるなど、医学でははっきり因果関係は説明できませんが、精神科でストレス(うつ)を治すと、同時に腰痛も治った、という人は多くいます。

腰痛に効くツボ(指圧)

肉離れ症状

ツボ押しが腰痛に効く理由

ツボ(指圧)は腰痛に効果があります。ただし、いくつか条件があります。腰痛でも、やってはいけない時もあります。
 

  • ぎっくり腰など急性の腰痛
  • つぼの位置に傷ややけどがある
  • 熱がある時
  • 妊婦さん
  • アルコールが体内に入っている時
  • 入浴中や入浴後
  • 高齢者は骨が弱くなっているのでNG

 

これらの場合は逆効果で、症状が悪化するのでツボ押しは止めましょう。逆にツボ押しが効く人は
 

  • 慢性的な腰の痛み
  • 腰が重だるかったリ、張りを感じる

 

こんな症状の場合、原因は筋肉の硬さにあります。筋肉が硬くなると、血管が圧迫されるため血流が悪くなります。すると酸素や栄養分が全身に行き渡らないので、重だるさを感じたりします。
 

ツボは、神経が交わる場所を指圧するので、全身の血流がよくなり、筋肉がほぐれていきます。ですから、ツボ押しは腰痛に効果があるのです。
 

ツボ押しの注意点

  • 一番やってはいけない事は、力任せにグイグイ押さない事です。痛いくらいに押すと効いてる気がしますが、これはNGです。
     

    筋肉は強い刺激を与えると「硬くなる」性質があります。硬い筋肉をほぐすためのツボ押しなのに、逆効果になります。力加減は優しく、物足りない位で丁度いいのです。

  • 人にやってもらう時は、うつ伏せで腰を指圧して貰う形になります。この時は胸にクッションを抱えたり、額にも枕を当てておきましょう。
     

    押す人は馬乗りの形が押しやすいと考えますが、この姿勢は力が入り過ぎるので、横に座って行うようにします。

  • つぼを押した後は、動かない方が効果が高いので、寝る前に行うのが良いです。服装はゆったりと、締めつけないものを着用しましょう。
     

    腰痛のツボは、脇腹から背中にかけてのウエストラインにいくつか存在します。背中は押しにくいので、ここでは一人でも押しやすい手と足のツボをご紹介します。

手のツボ・腰腿点(ようたいてん)

  • 手の甲の側。人差し指と中指、小指と薬指の間を手首の方になぞって骨が交差するところ。
  • 骨の部分に、親指の腹で食い込ませるように押す

足のツボ・風市(ふういち)

  • 「気をつけ」の姿勢で両腕を脇につけた時、中指の先が触れるところ。
  • 位置を確認して、座ってからほぐすように押す

足のツボ・委中(いちゅう)

  • 膝裏(横じわ)の中央
  • 座って、親指の腹で押す

足のツボ・曲泉(きょくせん)

  • 膝の内側の骨のくぼみ
  • 床に座って足を伸ばし、膝に手を置いた時、親指の先があたる辺り

足のツボ・照海(しょうかい)

  • 足の内側、くるぶしから指1本分くらい下
  • 親指の腹で押す

 

足の筋肉が硬いと、腰の筋肉を引っ張ってしまいます。これも腰痛を起こす要因になりますので、足の筋肉をほぐすことも理に叶っているのです。
 

これらのツボ押しは、腰痛の改善はもちろん、予防にも役立ちます。

まとめ

腰痛は放っておくと、慢性になり治りにくくなります。早ければ、短期間で治ります。けれど、なぜ腰痛になったのかをしっかり把握していないと、腰痛を繰り返すことになります。
 

腰痛の原因は日々の何気ない姿勢や動作の繰り返しです。筋肉をしなやかに、きれいな姿勢で過ごすことは、腰痛の予防改善だけでなく、ダイエットにもつながります。
 

健康美人は腰痛知らず、なのかもしれませんね。
 

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