肉離れ症状

 
スポーツなどをしていて、急に太ももやふくらはぎに痛みが走ったという経験はありませんか?それは肉離れを起こしているのかもしれません。
 

肉離れとは、急激に筋肉に負担がかかることで、筋繊維や筋細胞などに、断裂が生じてしまうことを言います。
 

特にスポーツをしている時に多く、ジャンプの瞬間や着地時、走り出しや急なストップをしたタイミングで起こることが多いケガです。
 

全身の筋肉がある場所であれば、どこにでも起こる可能性があるケガですが、太ももやふくらはぎなどで特に起こりやすいのです。
 

やはり急激に動かすことが多い場所でもありますし、筋肉の柔軟性が低いというのも原因のひとつです。
 

しかし、ひとくちに肉離れと言っても、さまざまな症状があります。肉離れの症状が医学的に3段階あると言われています。
 

肉離れの症状とは?大きく3段階に分けられる!

軽度

狭い範囲で小さな断裂が起こっている状態です。筋繊維の破壊によるもので、痛みもそれほど激しくありません。
 

筋線維とは、または筋繊維とは、筋肉をつくっている細胞ひとつひとつのこと。つまり、筋細胞と同じ意味。筋細胞はたいていみな細長い形をしていて、線維っぽいのこう呼ばれる。 
引用:1年生の解剖学辞典Wiki

日常生活にはほとんど支障がなく、運動をすると痛みを感じるレベルです。
 

この時にあまり痛くないからと言って、無理をしてはいけません。無理をしてしまうと、悪化したり再発したりしてしまいます。まずは完治させることが最優先です。
 

完治しないと何度も再発してしまいますし、再発すると症状がひどくなってしまう可能性があるからです。また軽度の場合は、症状が似ていることから筋肉痛と間違える人も多いようです。
 

筋肉痛だと思っていても、3~4日以上痛みが続く、痛みが軽くならない場合は肉離れの可能性があるので、受診しましょう。軽度の肉離れの場合は、安静にしていれば1~2週間で痛みはなくなります。
 

中程度

筋膜の損傷や内出血を起こしていることが多い状態です。
 

筋膜は筋肉を包む膜ですが、細かいところでは筋繊維を、大きなところでは体全体を包む膜です。
引用:トリガーポイント

筋繊維の一部が断裂してしまっているので、肉離れを起こしてしまった部分が陥没してしまう場合があります。強い痛みを伴い、パンパンに腫れていることが多いです。
 

肉離れを起こした瞬間に、「プチッ」「ピキッ」などの音が聞こえることもあります。中程度の肉離れを起こしてしまうと、自分で歩くのが難しくなってきます。
 

全くできないわけではありませんが、ゆっくりとしか歩けない、などの歩行困難が見受けられます。だいたい1~2か月で治るとされています。
 

重症

筋繊維の一部が深く断裂している、もしくは完全に断裂している状態のことです。断裂がかなり深いので指で圧をかけながら押すと、陥没しているのがわかります。
 

肉離れを起こした瞬間には「バリッ」「ドンッ」などの激しい音を感じたという方がたくさんいらっしゃいます。
 

自分で歩くことが不可能で、松葉杖のような歩行を手助けしてくれるものが必要になる場合が多いです。完治するまでに数か月かかります。
 

肉離れの状態によっては、手術をしなければいけない場合もあります。
 

おわりに

ご説明した通り、肉離れには3段階の症状があります。軽症の場合は、数週間で完治することが多いので、あまり気にする方もいらっしゃらないかもしれません。
 

しかし中程度、重症の場合は、完治までに時間がかかってしまいます。そのため特にスポーツを定期的に行っていた方などは、焦ってしまうかもしれません。
 

だからと言って、完治する前に慌てて運動をし始めると、症状を悪化させることになってしまいます。焦る気持ちはわかりますが、それで余計に長引いてしまったという方がたくさんいらっしゃいます。
 

痛みが取れてもまだ完治していない場合がありますので、これくらい大丈夫かな?と思っても自己判断せずかならずかかりつけの医師に相談してくださいね。