神経痛食べ物

 
痛みがひどい時には薬を服用しますが、『薬だけに頼るのではなく、食べ物による食事療法も行いたい』と思う人も多いはず。
 

自分で出来る予防・改善法は毎日の食事からです。「医食同源」という通り、日頃体に良い食べ物を摂っていれば、薬は必要なくなるということです。
 

それではどんな食べ物が神経痛に効くのかを紹介します。
 

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食べ物に求める2つの条件

神経痛を引き起こす原因は、ヘルニアなどの病気を始め様々な原因が考えられますが、結局は大きく分けて2つの原因から起こります。
 

1.自律神経(末梢神経)が傷ついたり、炎症を起こして痛みが生じる
2.身体の冷えによって神経痛が悪化する

 

この2つの条件を取り除く食べ物を食べれば、痛みが生じなくなる、または痛みが減少するはずです。

神経痛と食べ物ってどんな関係があるの?

神経痛の大きな原因となる血行不良。何故血液の循環が悪くなるのかというと、自律神経の働きが鈍っているからです。自律神経とは
 

  • 交感神経⇒活動、緊張、ストレスを感じる時に働く神経
  • 副交感神経⇒休息、回復、リラックスした時に働く神経

 

自律神経はこの二つから成り立っていて、お互いがバランスよく働いている時は健康な状態です。
 

これが交感神経が常に働いている状態になると、身体は戦闘状態のままです。すると
 

「筋肉が硬くなる⇒血流が悪くなる⇒栄養や酸素がうまく回らない⇒新陳代謝がうまくいかず、老廃物や疲労がたまる⇒末梢神経に不具合が生じる⇒神経痛になる」
 

こうなるわけです。つまり、血行を良くする食べ物を摂ると、自律神経の働きが正常に戻り、神経痛が改善されるということです。

自律神経を正常にする食べ物

食物繊維が多い食べ物

  • 穀類⇒大麦(押し麦)、アマランサス、オートミールなど。ご飯を炊く時に麦や五穀米を入れても良いです。玄米は食べ慣れていないと消化不良を起こしますので、五分づきや七分づきにした方が良いでしょう。
  • 豆類⇒小豆や大豆、インゲン豆、グリンピース、うずら豆、納豆など。味噌でも食物繊維は摂れます。
  • 海草類⇒ひじき、青のり、わかめ、昆布など。乾物や佃煮になっていても大丈夫です。
  • きのこ類⇒きくらげ、干ししいたけ、エリンギ、えのきだけ、しめじなど。
  • 木の実類⇒ごま、アーモンド、ピスタチオ、栗、クルミ、落花生など。

発酵食品

  • 味噌、納豆、キムチ、漬物、ヨーグルトなど発酵食品には自律神経を整える働きがあります。
  • 腸内環境も整えてくれるので免疫力も高まります。
  • 酵素も多いので、新陳代謝や疲労回復にも効果を発揮します。

酸味

  • お酢、レモン、梅干しなど。
  • 酸味があるものは、食欲を刺激します。食欲がない時には酸味のあるものから食べると良いですね。
  • 血液をサラサラにし、血中の老廃物を押し流す働きもあります。
  • 疲労回復にも効果ありです。

辛味

  • 唐辛子、わさび、しょうが、にんにく、ネギ、コショウなど。
  • いわゆる「薬味」と言われるものが多いですが、辛味成分には血流を促がし、身体を芯から温めてくれる効果があります。
  • 辛味は刺激物ですので、摂り過ぎると胃や腸の粘膜を痛めます。摂り過ぎには注意しましょう。

苦味

  • ゴーヤ、しそ、ウコンなど。
  • 苦味には抗酸化作用が強い成分が含まれていて、血管や細胞の老化を防ぐ働きがあります。
  • 苦味は身体が「毒」だと思い、早く排出しようとして、副交感神経が司る消化や排出器官の働きが活発になります。

 

時間がないからと流し込むように食べたり、パソコンや書類を眺めながら食べたりしていませんか。食事をする時って本当は、交感神経が副交感神経に切り替わる時間帯なのです。
 

会話を楽しんだり、ゆっくり噛んで食べたりと、副交感神経が優位に立つ食事の時間をもっと大切にしましょう。

身体を温める食べ物と冷やす食べ物

食材を一つ一つ考えて買うのは疲れます。簡単な見分け方は
 

  • 寒い地方で取れるものは、身体を温める
  • 暑い地方で取れるものは、身体を冷やす
  • 冬に取れるものは、身体を温める
  • 夏に取れるものは、身体を冷やす

もっと簡単に言うと、地元で取れた旬の食材を食べると間違いありません。また当然ながら、温かい食べ物や飲み物は体を温め、冷たいものは身体(内臓)を冷やします。

神経痛に良くない食べ物は?

神経痛に良い食べ物があるなら、悪い食べ物もあるのでしょうか?正確には、悪い食べ物があるというより「度を超した摂取量」が悪いのです。

お酒の飲み過ぎ

アルコールを飲み過ぎて、手の震えを起こしている人を見たことがありませんか。このようにアルコールによる抹消神経障害を引き起こす人は多いのです。
 

たまにしか飲まない人も要注意です。飲酒直後は血行が良くなりますが、その後は徐々に体が冷えていきます。原因は冷たいお酒を飲んで内臓が冷えたからです。
 

アルコールを排出するのに、大量の水分を必要とします。ビール1本分のアルコールを排出するのに、ビール1.5本分の水分が体内から失われます。
 

体内の水分が排出されると血液濃度が上がり、血がドロドロになって血行不良を起こします。

砂糖の摂り過ぎ

すべての砂糖が悪いわけではなく、白砂糖の摂り過ぎに注意をして欲しいのです。本来砂糖は焦げ茶色です。
 

この時はミネラルなどたくさんの栄養素が含まれています。その栄養素をすべて取り除いたのが白砂糖です。
 

白砂糖を摂り過ぎると、ドーパミンが過剰に分泌されて感情の起伏が激しくなります。統合失調症を引き起こすこともあります。
 

ビタミンやミネラルなど、栄養分を精製過程ですべて失った白砂糖は酸性食品です。
 

人間の身体は弱アルカリ性ですが、そこへ酸性食品が入ってくると、中和しようとして体内のカルシウムやミネラルが使われ消費されてしまいます。
 

白砂糖を分解するのに、ビタミンB1が必要になります。ビタミンB1は疲労回復に必要な栄養素で、中枢神経や末梢神経のコントロールに欠かせないものです。
 

白砂糖の摂り過ぎでビタミンB1が不足してしまうと、神経障害や多発性神経炎を引き起こしてしまいます。
 

白砂糖を多量に含む食品は多いのですが、気をつけたいのはジュース類です。炭酸飲料が一番多く、500mlなら約65g入っています。(角砂糖にすると約16個)大人も子供も飲み過ぎに注意です。
 

白砂糖の代わりに、ハチミツ、黒砂糖、甜菜糖、メープルシロップなどを使用してみましょう。

動物性たんぱく質の摂り過ぎ

たんぱく質は身体をつくるために必要な栄養素ですが、摂り過ぎると太ります。体重増加は足・腰に負担がかかり、神経痛を悪化させます。太ると運動が億劫になって悪循環に陥ります。
 

動物性たんぱく質は植物性たんぱく質と違い、消化、吸収されにくい性質があります。その過程で動物性たんぱく質に含まれている脂質が酸化して「過酸化脂質」となり、血管の壁に貼りつき、血管を脆くします。
 

過酸化脂質は血液を有毒な状態にして、肝臓や腎臓を攻撃します。そして精神的、肉体的な疲労が蓄積されます。さらに交感神経の神経ホルモンにも影響して焦燥感やイライラ感が増します。
 

いくら神経痛に良い食べ物を選んでも、一方で
 

  • お酒の飲み過ぎ
  • 白砂糖の摂り過ぎ
  • 動物性たんぱく質の摂り過ぎ

この3つを行っていたら意味がありません。あくまでも「過度な摂取」という意味です。ストレスも自律神経を乱しますので、お酒も甘味もお肉もほどほどに頂いて、飲食を楽しみましょう。

まとめ

やっぱり食べるって大切ですよね。痛むからと言って、手っ取り早く薬だけに頼るのはあまり賢いやり方ではありません。
 

食事で自律神経を調節して、神経痛の原因となる冷えや炎症を改善することができる、食べ物の力って本当にすごいと思います。
 

食べると同時に飲むのも大切です。飲むという行為は泌尿器系を刺激して、自律神経を整えます。また、温かい飲み物で血行を良くすることもできます。
 

飲む、食べる、この基本的なことをもっと大切にしましょう。
 

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