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神経痛にはビタミンが良いわよ』なんて、周りの人がビタミンの摂取を勧めてきます。
 

でもビタミンって、AとかBとかCなんて、色んな種類がありますよね。神経痛にはどのビタミンが効くのか、または本当に効果があるのでしょうか?
 

取り入れるのは食べ物からがいいのか、サプリメントがいいのかなど、色々な疑問がわいてきます。ここではあなたの疑問にすべてお答えします。
 

そもそもビタミンって何?

微量栄養素と言われるビタミンは、わずかな量で、身体のあらゆる機能の働きを手助けします。
 

ビタミンは全部で13種類あり、このすべてが生命活動に必要不可欠なものなのです。脂溶性ビタミンが4種類、水溶性ビタミンが9種類あります。
 

脂溶性ビタミン
 

「脂溶性」とは水洗いや加熱料理による損失が少なく、油と一緒に調理することで体内への吸収率が高まる。
 

  • ビタミンA(レチノール・カロテン)
  • ビタミンD(カルシフェロール)
  • ビタミンE(トコフェロール)
  • ビタミンK(フィロキノン・メナキノン )

 

水溶性ビタミン
 

水洗いや加熱調理による損失が多い性質がある。
 

  • ビタミンB1(チアミン)
  • ビタミンB2(リボフラビン)
  • ビタミンB6(ピリドキシン)
  • ビタミンB12(コバラミン)
  • ナイアシン
  • パントテン酸
  • 葉酸(プテロイルグルタミン酸)
  • ビオチン
  • ビタミンC(アスコルビン酸)

 

この中のどれか一つでも不足した場合は、疾病や成長障害が起こってきます。では、この中のどのビタミンが神経痛に効果があるのでしょうか?

神経痛に効く「ビタミンB1」

ビタミンB1の働き

神経組織の働きを維持していくために必要な成分です。中枢神経や末梢神経の働きを制御する脳は、大量のエネルギーを必要とします。
 

その働きにビタミンB1は欠かせない栄養素なのです。もし不足すると、脳へのエネルギー代謝がうまくいかず、中枢神経や末梢神経のコントロールも十分に出来なくなります。
 

要するに神経に関係する障害が現れやすくなり、神経痛にもなりやすくなるという事です。

ビタミンB1の摂り方

疲労回復のビタミン」と呼ばれるビタミンB1は豚肉の他、玄米、小麦胚芽など未精製の穀物や、大豆、落花生などの豆類に多く含まれています。
 

水溶性のため、長時間茹でたり、水に浸すと溶けだしてしまいます。また糖分を摂り過ぎると、ビタミンB1が代謝に使われ失われるので、糖分の摂り過ぎにも注意しましょう。

神経痛に効く「ビタミンB6」

ビタミンB6の働き

たんぱく質の分解、合成を助け、皮膚の粘膜や健康維持、ホルモンバランスを整える働きがあります。また、神経伝達物質の合成にも力を発揮します。
 

ビタミンB6は体内の腸内細菌でも作られるため、通常不足することはありませんが、ホルモンバランスが崩れると大量に消費されて、欠乏症になることがあります。
 

その場合、中枢神経の異常、末梢神経の以上、手足のしびれ、けいれんなどが起こりってきます。

ビタミンB6の摂り方

魚や肉などの動物性食品に多く含まれています。また、豆腐や穀類にも多く含まれます。
 

水に溶けやすい性質を持ち、冷凍保存や食品加工物になるとB6は減少するので、新鮮な食材を摂取するようにしましょう。

神経痛に効く「ビタミンB12」

ビタミンB12の働き

赤血球を生成する働きがあるため「造血のビタミン」とも言われます。脂質の合成や修復を促がす働きがあり、神経細胞内の表面にある脂質膜の合成にも関わっています。
 

ビタミンB12は脳に入り込み、汚れを洗い流したり、切れた細胞をつなぎ合わせたりして、脳細胞を健康的な状態に復元させる働きがあります。
 

ビタミンB12も体内の腸内細菌で作られるので、基本不足することはありませんが、胃や腸に疾患がある人や、ベジタリアン(菜食主義者)は不足しやすくなります。
 

不足すれば悪性貧血になったり、動脈硬化の引き金となります。また、神経系の働きが悪くなり手足のしびれや痛み、物忘れなどの神経障害が起こります。

ビタミンB12の摂り方

動物性食品にしか含まれていませんが、例外としてもやしや発酵食品の納豆などに含まれています。水溶性ですが、熱には比較的強い性質があります。
 

また、光や空気に触れると酸化するため、食品は密封したほうがいいでしょう。

神経痛に効くビタミンE

ビタミンEの働き

若返りのビタミン」と呼ばれるビタミンE には、強い抗酸化作用があります。
 

身体に取り入れられた酸素が活性酸素になると、自分の細胞を攻撃して細胞の死を早めたり、サビさせてしまいます。これが老化の原因とも言われます。
 

この活性酸素と素早く結びついて除去するのがビタミンEの働きです。不足すると活性酸素の害を受けやすくなり、しびれや知覚異常などの神経症状、筋肉の萎縮が起きやすくなります。
 

また神経痛は血行不良による冷えが原因で、起こる時もあります。ビタミンEは血行を良くするので、この働きから見ても神経痛に効果があります。

ビタミンEの摂り方

植物油やアーモンドなどナッツ類をはじめとする、多くの食品に含まれています。油と一緒に調理をすると吸収率が高まります。
 

加熱や劣化により減少してしまいますので、新しい油で新しいうちに食べるほうが良いでしょう。
 

神経痛に効く「ビオチン」

ビオチンの働き

体内でも腸内の善玉菌によって作り出すことができます。糖質、脂質、たんぱく質の代謝を助けて、酵素の働きを助ける役割を担っています。
 

この働きで、皮膚や粘膜を健康に保ったり、筋肉痛を和らげたりする効果があります。もしビオチンが不足すると、湿疹や炎症などの皮膚症状、筋肉痛、疲労感が出てきます。

ビオチンの摂り方

牛レバーや卵黄、豆類、穀類に含まれています。食品加工や保存加工されるとほとんどが消失されてしまいます。
 

腸内細菌によっても合成されますが、それでは必要量を維持できないので、食事からも摂るようにしましょう。

ビタミンをサプリメントで摂る

日頃ビタミンが不足している人がストレスを感じると、末梢神経の伝導障害が起こり、炎症を起こしやすくなることがわかっています。つまりビタミンが不足していると、神経痛になりやすいということです。
 

ビタミンが神経痛を治すわけではありませんが、神経痛になっている人がビタミンを摂取することで、痛みを緩和させることができます。また、今後の予防にもなります。
 

食事で摂るのが理想的ですが、現実には難しいものです。そこで、サプリメントで補うのも一つの方法でしょう。
 

ビタミンC など単品でのビタミンのサプリメントも沢山ありますが、神経痛専門に作られた数種類のビタミン等を配合したものがより一層効果が期待できます。

ビタミンを医薬品で摂る

ビタミンのサプリメントと同じような感じで、医薬品も出ています。配合成分も似たようなものなのに、医薬品とサプリメントでは何が違うのでしょうか。
 

簡単に言うと、サプリメントは「栄養補助食品」で、つまり足りない栄養素を補うための食品の一つです。
 

医薬品は、病気に対して治療や予防効果が科学的に証明され、国からも効果が有りますと認められたものです。
 

ただお薬には効果がある反面、大なり小なり副作用も必ずあります。購入の際には、使用上の注意をよく読みましょう。
 

まとめ

ビタミンは身体の機能を正常に働かせるために欠かせない栄養分です。ほんの少しでも足りないと、神経痛になりやすく、また神経痛が治りにくい身体になるのです。
 

ビタミンを補う方法は3つ、食事か、サプリメントか、医薬品のどれかで摂ることです。最近は神経痛用のサプリメントと医薬品の違いはほとんど無くなってきています。
 

どれを取り入れるかは、自分のお好み次第です。
 

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