坐骨神経痛原因とは

 
腰痛や坐骨神経痛の患者さんは1300万人、つまり日本人の10人に1人が痛みをかかえているのです。しかも年々増加傾向にあり潜在層では3000万人とも言われています。
 

原因は運動不足や姿勢の悪さ、加齢やストレスなど様々です。痛みで動けなくなると、生活にも支障が出て困りますよね。
 

日常生活に潜む坐骨神経痛の原因をいち早く見つけて、早期治療を行うことで、短期間のうちに治すことが可能となります。

坐骨神経痛の症状

坐骨神経は、腰から足の先まである神経で、体の中で一番長くて太いものです。坐骨神経痛とはこの長い神経のどこかが圧迫されることで起こる、痛みの状態を言います。
 

『ヘルニアが原因で坐骨神経痛が起こりました』というように、病名ではありません。
 

症状も様々で「しびれ」「強く張る感じ」「電気が走るような鋭い痛み」「鈍い痛み」など人によって感じ方も、神経痛が起こる場所も違ってきます。

ストレスが坐骨神経痛の原因になる

坐骨神経痛の症状はあっても、そのうちの85%は原因がはっきりしない非特異的腰痛」と言われています。つまり、レントゲン画像検査などでは異常がみられないのに、痛みがあるのです。
 

これらの多くには、ストレスや不安、鬱、極度の思い込みなど、心因性が深く関係している場合が意外にも多くあります。
 

『ストレスが原因で坐骨神経痛になるの?』と疑問に思うかもしれませんが、ストレスを毎日のように感じ続けると、副腎から筋肉を固める成分が過剰分泌されるようになります。
 

すると、体全体の筋肉が硬くなり、特に筋肉量の多いお尻や腰回り、太ももなどが影響を受け、坐骨神経に悪影響を及ぼすのです。

肥満が坐骨神経痛の原因になる

太ると腰や足が痛む』これは想像つきますよね。四足歩行の動物と違い、二足歩行の人間は腰痛になるのは避けられないと言われます。頭と両腕併せて15kg程を背骨と骨盤で常に支えなくてはいけないからです。
 

加齢とともに筋肉は弱り、年々支える力が衰えてきます。それなのに歳と共に新陳代謝は下がり、体重は増え続けます。まあ、若くても食べ過ぎで太る人もたくさんいますけど。
 

太るのと比例して脂肪は付きますので、平均以上の重さを支えるのは、いっそう困難になります。

内臓疾患が坐骨神経痛の原因になる

内臓疾患が原因で坐骨神経痛が起こる場合もあります。腸や子宮に炎症がある場合や、腫瘍ができると神経を圧迫して痛みが走ります。
 

ガンの場合は、激痛があるかと思うと、まったく痛まないなど痛みの落差が激しいのが特徴です。急激に痩せるなど他の症状も現れます。
 

もちろん、内臓が原因の場合は、坐骨神経を治療しても意味がありません。坐骨神経痛の治療を続けても効果が無い場合は、根本的に原因を調べ直してもらいましょう。

スポーツと坐骨神経痛

スポーツと坐骨神経痛の関係ですが、『このスポーツをすると坐骨神経痛になりやすい』とうのはありません。
 

ぶつかり合ったりする競技だと、打撲や骨盤のズレなどがあるかもしれませんが、素人が行う趣味的なスポーツは筋肉を鍛えることになるので、坐骨神経痛になりにくい体づくりができると思います。
 

反対に、運動不足だと筋力が衰え、坐骨神経痛になりやすくなります。また、すでに坐骨神経痛の治療を行っている人は、治療の妨げになる場合がありますので、医師に相談してみましょう。
 

ウォーキングは運動不足の解消や、腰痛予防、筋肉のバランスを無理なく整えることができるので、坐骨神経痛の人にはおすすめです。
 

ご年配の方やリハビリ中の人でも行えます。手荷物などは持たず、痛みがない時に行いましょう。

坐骨神経痛による冷え性

坐骨神経痛の人は、冷え性にもなりやすいのです。筋肉を動かす感覚神経が圧迫されると、「冷たい」や「温かい」と感じる感覚が鈍くなるからです。
 

同時に血流も悪くなるため冷え性になるのです。特に足の冷え、それも片足だけとか、くるぶしの一部だけが冷えるとういのも坐骨神経痛の特徴です。
 

坐骨神経痛の治療

まず『坐骨神経痛かもしれない』と思ったら、整形外科を受診しましょう。湿布などの外用薬や、痛みがひどい場合は内服薬、ステロイド剤の注射、手術など、症状に応じて対処してくれます。
 

症状が軽い場合は、市販の湿布を買ったり、鍼灸や整体に通うこともできます。また、コルセットやサポーターなど坐骨神経痛用の物があるので、これらを活用する方法もあります。

坐骨神経痛を治す医薬品

日常、誰もが手軽に買えるのがサプリメントです。ですが、サプリメントはあくまで栄養補助食品であり、痛みに直接働きかけるものではありません。
 

現在は、市販の医薬品でも効果効能が医学的に認められ、痛みの原因に直接作用するものが多くあります。坐骨神経痛にはこれら医薬品を選び、1日も早く痛みを改善・緩和させて下さい。

まとめ

現在は一日中机に向かう仕事も増え、年齢を問わず坐骨神経痛に悩まされる人が増えてきました。症状が軽い時なら市販の医薬品で良くなることもあります。
 

痛みやしびれが長引く時は、一度整形外科で受診してみましょう。坐骨神経痛の裏に、重い病気が潜んでいるかもしれません。