坐骨神経痛チェック

 
日本人は痛みを我慢する人が多いですよね。特に足腰の痛みは「歳をとると誰もがなるもの」「仕方ないもの」と思いがちです。
 

でも、それって神経が圧迫されて起こる坐骨神経痛かもしれません。決して放っておいていいものではないのです。
 

病院へ行く時間も気力も無い人は、まずは自分でチェックしてみませんか。

坐骨神経痛の症状が起こりやすい人

運動不足や加齢でも、もちろんかかります。筋力の衰え、血行の悪さが坐骨神経の原因だからです。また、喫煙も筋肉を硬くします。
 

心も大きく関係します。ストレスや心配事が多いと、内臓の働きが弱まり、結果血流も悪くなります。常に体が緊張している状態なので、筋肉も硬直します。
 

これらに当てはまる人が、腰や下半身の痛みを感じたら、早速坐骨神経痛のチェックをしてみて下さい。坐骨神経痛を放っておくと、最後には歩行困難や、知覚障害、排泄障害まで引き起こす恐れがあるからです。

坐骨神経痛の症状をチェックしよう

坐骨神経痛かどうか、10項目で簡単チェックを行いましょう。
 

1.背中、お尻、太ももの裏、足先にかけて痛みやしびれがある
2.咳やクシャミをすると、腰背部がひどく痛む
3.お尻や足に締めつけや、引っ張られる感じがある
4.足の裏の痛みや、足裏の皮膚が厚くなった感じがする
5. 足腰に脱力感があり、力が入らない、階段でよくつまずくようになった
6.就寝中や朝起きたときに、腰背部に痛みがある
7.会陰部の周りを中心に麻痺があり、歩行中に尿や便もれが起こったことがある
8.左右の足の筋肉量に差がある
9.重い荷物を持ち上げると、お尻に痛みを感じることがある
10.お尻から足先までに、冷たい感じ、または焼かれるような感じなどの感覚異常がある
 

いかがですか。当てはまる症状はありましたか。この中に該当する数によって重症度が決まるわけではありません。
 

一つでも痛みがひどい場合は、早めに整形外科を受診するべきです。それでも該当数が多ければ、やはり早めに診察してもらいましょう。

若者でも発症する坐骨神経痛の症状

40代過ぎると筋肉の衰えなどから、腰痛や関節痛などの症状が増えると言われていました。しかし最近では、10代や20代の若い人達にも、腰痛を繰り返す人が急増しています。
 

部活などのスポーツで、激しい運動を行った結果、ズレが起こってくる「腰椎分離症」を繰り返すのです。特に、背骨と背骨の間の結合力が弱い人に起こる症状です。
 

激しい運動や悪い姿勢、または毎日重い物を持つなど、腰に大きな負担がかかると「腰椎椎間板ヘルニア」になる人もいます。
 

また、悪い姿勢の状態で長時間、試験勉強やゲームなどをしていて起こる腰痛も、急増しています。年齢に関係なく、腰に負担がかかれば誰でも坐骨神経痛に成り得るのです。

すぐに受診して欲しい坐骨神経痛の症状チェック

初期の頃の坐骨神経痛は、安静にしていたり、ストレッチやウォーキングなどで治ることもありますが、重度な症状ではストレッチや運動が悪化を招きます。
 

1.動かいなで静かにしていても、強い痛みを感じる
2.身体を少し動かしただけで、激痛が走る
3.痛みやしびれで、夜も眠れないほどつらい
 

これらの症状が一つでもあれば、すぐに診察を受けましょう。

坐骨神経痛の症状を引き起こす生活習慣をチェック

坐骨神経痛になりやすい生活習慣があります。当てはまる項目が多ければ、即座に見直しましょう。それが、坐骨神経痛の予防と改善につながるのです。先ずはチェックしてみましょう。
 

1.座って足を組むときは、片方に偏らず、左右交互に組むようにする(左右のお尻には均等に体重がかかるのが一番良い)
2.ストレスや心配事を抱え込まない(発散方法を身につける)
3.荷物を持つ時は同じ肩や腕ばかりで持たず、左右交互に持つ
4.長時間同じ姿勢でいない。正しい姿勢を気掛ける(猫背などは直す)
5.締めつける服や靴を長時間着用しない
6.正しい姿勢でよく歩き、軽いストレッチくらいは毎日行う
7.物を持ち上げる時はしゃがんで、腰に負担をかけないようにする
8.パソコンの画面は、身体が歪んだ姿勢にならないように、正面に置く。
9.食べ物を噛むときは、左右均等に噛む
10.身体を冷やさないようにする(お風呂はシャワーより湯船に浸かるのがよい)
 

カバンを同じ腕や肩にかけるなど、習慣になっていることってありますよね。何でもないことが多いのですが、意識して直すだけで坐骨神経痛の改善、緩和につながります。
 

自分では気付きにくいかもしれませんので、友達やパートナーにさりげなくチェックしてもらうのも、いいかもしれません。

内側からも改善サポート

坐骨神経痛は内側からの改善も欠かせません。
 

  • 食事は血行を良くするものを心掛けましょう。魚やナッツ類、緑黄色野菜、特に根菜がいいです。冷たいものより、湯気が立つ温かなものを食べましょう。
  • 白砂糖を多く使ったもの、特にデザート系は身体を冷やします。カルシウムの吸収も妨げられるので、控えるようにしましょう。
  • 末梢神経の修復には、ビタミンB12が必要です。牛・鶏・豚肉やレバーなどの肉類、しじみやあさり、カキなどの貝類に含まれています。
  • 薬局などでは、坐骨神経痛に効く医薬品も売られています。医薬品には血行を良くし、痛みを緩和する成分、骨を修復する成分が含まれていますので、活用するのもおすすめです。

まとめ

症状をチェックすることは、今の自分の健康状態にしっかりと向き合う事です。また、痛みがどのくらいなのか、いつ頃から痛み出したのかを把握することは、病院で診察を受けることになった時に、とても役立ちます。ぜひ、チェックしてみて下さいね。