坐骨神経痛症状

 
誰もが知っている「五十肩」。肩が上がりづらくなってきたら『わたしも五十肩かな』なんてすぐに口にします。
 

では「30歳の人はかからないのか」「肩こりと同じものなのか」「薬は必要なのか」「病院に行かなくてもいいのか」いざとなると知らない事ばかりです。
 

五十肩は自然に治ると言われていますが、対処の仕方が間違っていると後遺症を引き起こすかもしれません。きちんと知って、きれいに治す、そのための情報をお伝えします。
 

関節痛に効く薬サプリメント

 

五十肩の原因とは?肩こりと違うその症状

「四十肩」というのもありますよね。五十肩との違いは何かというと、発症する年齢の差です。呼び方の違いだけで中身(症状)は同じものです。
 

厳密に呼び名が決まっているわけではないので、30代で発症すれば「三十肩」、60代で発症すれば「六十肩」と呼んでも言い訳です。
 

ここでは「五十肩」という呼び名で説明したいと思います。症状にもいくつかあります。
 

  • 腕を動かすと痛い
  • 腕が上がらなくなる
  • 肩がこわばった感じがする
  • 夜中に肩に激痛が走る

 

急にこのような症状が起こります。実は、医師の間でも『これが五十肩だ』という決め手はありません。肩が痛むのには色々な原因があります。
 

靭帯・筋肉・骨・内臓などの疾患が見当たらないのに、肩関節が痛む場合に「五十肩」と診断するのです。正式名称は「肩関節周囲炎」と言います。
 

ちなにみ「五十肩」と「肩こり」は別物です。五十肩は関節で起こる症状で、肩こりは首から肩にかけての筋肉に起こる症状なのです。
 
 

五十肩の症状に合わせた治し方

『五十肩は自然に治る』と言われますが、実際その通りです。ただ人によって、治るまでの期間が違います。多くは半年から1年で自然に治ります。
 

人によっては3ヵ月で治る人もいれば、数年かかる人も稀にいます。寝返りを打つだけでも激痛で目が覚めてしまうほどの強い痛みは、数日で治まります。
 

五十肩の症状には、三段階あります。
 

急性期

  • 五十肩が始まった最初の頃。痛みが治まらない時期で、肩を動かさないように安静にすることが大切です。
  • 効果があるのは鎮痛剤だけ。それでも治まらないほどの痛みが出ることもありますが、長くは続かないので、じっと我慢して痛みが自然に落ち着くのを待ちます。
  • この時期は、アイシングなど冷やすことで痛みが緩和されることもあります。温めると痛みが増すことがあります。

 

関節痛の薬で血行促進を促す成分が入っていますが、逆効果なので服用は避けましょう。
 
 

拘縮期(こうしゅくき)

ある程度痛みが治まってきたら、肩が凝り固まらないうちに軽い運動やストレッチを行います。その場合は、肩甲骨を動かすことを意識しましょう。
 

痛みがあるのに我慢して動かすのは逆効果です。毎日少しずつ無理をしないように動かしましょう。この時期になると、血行をよくして筋肉をほぐすことも痛みの改善に役立ちます。
 

血流促進の成分が入ったお薬の服用も良いですが、カイロやホットパックなどで直接温めるほうが効果はあります。
 
 

回復期

拘縮期、回復期と共に、基本的には薬は必要ありません。肩を冷やさないように温める事と、運動やストレッチを欠かさず行うことが大切です。
 

筋肉を柔らかくして、完全にもとのように腕が上がるまで続けましょう。
 
 

五十肩の原因「運動不足」と「冷え」を予防

五十肩には誰でもなる可能性があるので、予防は大切です。日常出来る2つの予防方法があります。
 

普段から肩を動かす

肩を動かすというより、肩甲骨を動かすイメージの方が動かしやすいです。肩の筋肉は首や背中、腰まで連携しているので、肩以外の筋肉が硬いことも悪影響を及ぼします。
 

データによると腰痛がある人は五十肩になりやすいそうです。
 

肩を冷やさないようにする

夏場は特に冷房で肩を冷やすことが多いので、タオルやケープ、カーディガンなど何か一枚羽織るよう準備しておきましょう。肩保温用サポーターも市販であります。
 

湯船に浸かる時も、肩まで入ってしっかり温まりましょう。
 

五十肩に効くツボやマッサージ

痛い時、何もしないでただ我慢しているのは辛いですよね。自分で痛みを少しでも和らげることが出来る、それがツボやマッサージです。ここでは自分が届く範囲のツボを紹介します。
 

雲門(うんもん)

鎖骨の下側をのどから肩の方に沿っていくと、肩関節の手前でくぼんでいるところがあります。ここが雲門です。左右を指の腹で少し強めに押します。
 

肩ぐう(けんぐう)

肩先にあります。腕を真横に上げると、くぼみができるところが肩ぐうです。強めに押します。
 

外関(がいかん)

手の甲側で、手首の関節の真ん中から指2本分肘側にあります。ここも骨と骨の間で少しくぼんでいます。手首を握るように持ち、親指の腹で少し強めに押します。
 

肩や肩甲骨にもツボはありますが、肩たたきや肩を揉むといったら、やたらと力任せにする人が多いので、ここではマッサージをおすすめします。
 

強い力で刺激すると、筋肉は硬くなり益々悪化してしまうからです。首から肩、腕までを優しくさすったり、揉んだりするだけでも痛みは軽減します。
 

これは手のひらがもつ自然治癒力も関係しています。「手当」とは掌(てのひら)を患部にあてる事。迷信のようですが、意外にも効果がありますので、ぜひお試しください。
 

五十肩に効く薬

辛い痛みが続く場合は、整形外科を受診して薬物療法を行いましょう。痛みを取り除くには3つの方法があります。
 

消炎鎮痛剤

五十肩で薬が一番必要な時期は、最初の急性期です。そして唯一効果があるのが消炎鎮痛剤です。痛みを我慢することは、筋肉が益々委縮し硬くなる悪循環を生みます。
 

お薬で痛みを取り去ることはとても大切な事なのです。時折『薬には頼りたくない』『痛みは我慢できる』という方も居ますが、賢い方法ではありません。
 

また、薬を飲んで痛みが引くと、五十肩が治ったと勘違いする人もいます。痛みが無くなるのが完治のサインではありません。肩や腕がもとのように動くようになってこそ完治したと言えるのです。
 

消炎鎮痛剤は種類が豊富なので、体質や症状に合わせて処方されます。内服薬の他、湿布などの外用薬、坐薬などがあります。
 

注射薬

ステロイド薬やヒアルロン酸ナトリウムなどを、直接患部へ注射する方法もあります。痛みを抑える即効性があります。
 

ステロイド薬は強力な抗炎症作用があるのですが、副作用が強いため、最近はヒアルロン酸ナトリウムを用いることが多くなりました。
 

骨液と同じ成分なので副作用の心配がなく、炎症も抑えてくれます。週1回で3~4回行います。
 

まとめ

見た目は至って元気なので、病気とも言いづらい五十肩の辛さは、なかなか理解して貰えません。身体を使う仕事の人には辛い期間ですよね。
 

服を着る、脱ぐという動作だけでも、かなりの苦痛です。家族でも理解して貰うのが難しいものです。でも無理をすると後遺症が残る可能性があるので、しっかりと周囲の理解を求めることも大切な治療の一環です。
 

必ず治るので少しの間だけと割り切って、しっかり治して下さい。
 

関節痛に効く薬サプリメント